スティール・パートナーズがサッポロHDを買収か?

FujiSankei Business i.『米スティールがサッポロHDに買収提案 ビール再編に発展も』より

米系投資ファンドのスティール・パートナーズ・ジャパン・ストラテジック・ファンドは15日、サッポロホールディングス(HD)に対し、買収を提案したと発表した。スティールは1月22日現在でサッポロの発行済み株式の18・64%を保有する筆頭株主で、株式公開買い付け(TOB)により、3分の2に当たる66・6%への引き上げを目指すとしている。

以前、当ブログの『サッポロ ヱビスよりも高い「琥珀(こはく)ヱビス」を数量限定発売』という記事で、スティール・パートナーズがTOBをしてくる可能性があるから、サッポロはその対策をした方がいいと書きましたが、案の定、その通りになってしまいましたね。

スティールは、「友好的に取得したい」として、取締役会に対しTOBへの賛同を求めている。サッポロは、「提案を精査中」としているが、提案を拒否した場合は、敵対的買収に発展する可能性もある。

スティール・パートナーズにしてみれば友好的かもしれませんが、今までのスティール・パートナーズの動向からして、敵対的買収と受け取られてもしょうがないでしょう。

推測ですが、貧富の差が日本以上に激しいアメリカでは、日本の金持ちとは比較にならない大金持ちがいて、その人たちがさらに資産を増やすために、スティール・パートナーズのようなところに資金が集まってくるのでしょう。

形のあるものを作って、それを販売してお金を増やすのではなく、お金にお金を稼がせるという認識は、日本人とは比にならないくらい高いでしょうからね。

スティールの買収が実現した場合でも、いずれ同業他社に売却するとみられている。アサヒビールやキリンビールなどの同業他社がホワイトナイトとしてサッポロの買収に乗り出すかどうかは未知数だが、明星のケースと同じようにスティールが背中を押す形での業界再編に発展する可能性は高い。

経済がグローバル化すると、みんなで仲良く的な日本企業は狙われやすいでしょうね。

経営陣の高い先見性と世界レベルでの視野が必要とされる時代ですね。