2007年6月の携帯電話シェア、実はドコモの一人勝ち

IBTimes『6月の携帯電話契約数、ソフトバンクが2カ月連続で純増数トップ』より

電機通信事業者協会が6日発表した6月の携帯電話契約数は、ソフトバンクモバイルが20万4,800件の増加で首位となった。同社が首位となるのは前月から続いて2カ月連続。KDDIは13万2千件増、NTTドコモは8万8千件増だった。

1週間前のニュースなのですが、僕が知りたかった携帯電話のシェアが掲載されていたので、とりあげてみました。

果たして、ここのところのニュースで報道されているように、本当にドコモの1人負けなんでしょうか??

累計の加入者数では、NTTドコモが5,284万5,700件、KDDIが2,870万9,400件、ソフトバンクモバイルが1,644万500件だった。

NTTドコモ:5,284万5,700件
KDDI:2,870万9,400件
ソフトバンクモバイル:1,644万500件

ということです。KDDIはauとツーカーの件数です。全体の加入者数は9799万5600件なんですね。

この数字を見ても分かるとおり、番号ポータビリティでauが激増し、ここ2ヶ月はソフトバンクモバイルが純増数でトップだとしても、ドコモの圧倒的シェアは変わらないですね。

ニュースなどでは、「ドコモ1人負け」と言われていますが、実は、未だにドコモの一人勝ち状態ということです。

KDDIとソフトバンクモバイルを足しても、ドコモに負けてますからね。。

シェアをパーセンテージ表示すると、よりドコモの一人勝ちの様子が分かります。

NTTドコモ:53.9%
KDDI:29.3%
ソフトバンクモバイル:16.8%

いまだに、半分以上のシェアを誇っているドコモは、どう考えても「一人勝ち」です。

去年の10月、つまり番号ポータビリティ(10/24開始)が始まった月の携帯各社のシェアは下記のようになっていました。

NTTドコモ:55.4%
au:28.3%
ソフトバンクモバイル:16.3%

こうやってみていくと、去年の10月とそれほど変わってないんですね。

ただし、ソフトバンクモバイルの孫さんは「10年後に携帯でナンバーワンを目指す」と言っていますので、10年後には逆転もあるかもしれません。

とりあえず、現状のソフトバンクモバイルは最弱者なので、ドコモやKDDIが手を出さない零細企業の契約獲得に動いているというニュースもあります。

ドコモやKDDIは一般個人や大企業、中小企業向け営業に力を入れているようなんですが、零細企業にはそれほど力を入れていないとか。

そこを、ソフトバンクモバイルは狙ったようです。

この戦略はソフトバンクモバイルとしては、良い戦略だと思います。とりあえず、勝ちやすい所でダメージを受けないようにしながら圧倒的なシェアを握って、徐々に差を縮めていくということをしないと、価格戦略だけでは、体力勝負となり、強者のドコモには絶対に勝てませんからね。