村上春樹「ノルウェイの森」が2010年に映画化

日本での累計発行部数870万部を誇る村上春樹の大ベストセラー小説「ノルウェイの森」（講談社）が、映画化されることが分かった。フランスの俊英トラン・アン・ユン監督がメガホンをとり、2009年２月のクランク・インを目指している。

村上春樹「ノルウェイの森」が2010年に映画化されることが決定しました。

監督はフランス人ですが、日本人俳優による日本での映画化ということです。

僕はこの「ノルウェイの森」には、かなり思い入れがあるんですよね。

大学時代になぜか一番ハマってしまった本でした。

当時の僕は「ノルウェイの森」の繊細な世界観が好きだったんですね。

トラン・アン・ユン監督は映画「シクロ」の監督です。

フランス在住ですがベトナム人です。

１２歳の時にベトナム戦争を逃れるために、両親と共にフランスに移住したそうです。

村上春樹は映画化の話を聞いた時に「自分にとっても特別な作品であり、映像化は無条件でOKというわけにはいかない」と言ったそうですが、トラン・アン・ユン監督の映画が好きだったということもあり、OKしたようです。

「ノルウェイの森」は１９８７年に初版が発売された小説で、累計発行部数870万部を誇る村上春樹の代表的な作品です。

「ノルウェイの森」って全編に渡って雰囲気が暗いんですよね。

もちろん、村上春樹特有のジョークはあるんですけど。

でも、全体的に暗い感じなんです。

そんな「ノルウェイの森」を書いた場所が、旅行していたギリシャとローマということが意外でした。

僕のイメージだと、日本海が見える一室や、長野の人里離れた場所というイメージがあったの。。僕が勝手に思い描いたイメージですが・・・。

主人公の「僕」は誰が演じるのでしょうか？

直子、緑、レイコさん、永沢さん、突撃隊などの登場人物は誰が演じるのでしょうか？

映画が公開されたら、映画館が空いていそうな平日の午前中あたりに、１人で見に行きたいですね。