ネット上のネガティブな声を逆手にとったゴルフゲームの広告(タイガーウッズ

もし、あなたがゲームソフト会社の経営者で、そのゲームにバグあり、そのバグをYouTubeで告発されたどうしますか・・・?

そんな時には、この事例が参考になるかもしれません。

YouTube Blogに「【YouTube のおもしろ広告】 これはバグではありません。タイガー・ウッズがそれだけスゴいのです・・・」という記事があるのですが、ここで紹介されている動画広告の事例が面白いです。


アメリカのゲーム会社 EA社(エレクトリック・アーツ社)が販売したゲームソフト「Tiger Woods PGA Tour 08」にバグがあるという動画がYouTubeにアップされてしまいました。

「タイガーウッズが池の中から水の上に立ちながらショットを打ったぞ。」というゲームのバグ報告動画です。

Tiger Woods PGA Tour 08 Jesus Shot

タイガー・ウッズのゲーム内のショットを、水の上を歩いたキリストに例え「ジーザス(イエス)・ショット」と名付けて、「ジーザス」「ジーザス・ショット」と仲間内で笑いながら言っています。

現時点で58万9012回も再生されています。

こんな動画がアップされたら、通常ならモミ消すか、ごまかすか、謝罪するかといった対応を取ると思います。

しかし、このEA社(エレクトリック・アーツ社)は予想外の展開を取ります。

「Tiger Woods PGA Tour 09」の発売にあたり、ユーザーが紹介したバグ報告動画を実際のタイガー・ウッズが再現する動画を作ってしまいました。

それがこちらの動画。

Tiger Woods 09 – Walk on Water

現時点で204万7309も再生されています。バグ報告動画の約3.4倍の再生回数です。

動画の最後には次のコメントがあります。

It’s not a glitch. He’s just that good.
(これはバグではありません。タイガー・ウッズがそれだけスゴいのです。)

うーん、素晴らしい対応です!

ネット上に上がった自社商品のネガティブな声を、逆に上手く使ってしまうという・・・。

アイデアマンというかふてぶてしいというか。。

ただ、こういったユーモアのある対応は、日本の企業も見習う価値ありそうですね。

僕はこの事例はクライアントに紹介したいくらいです。

特に上場企業は、ネット上のネガティブな声に非常に神経質ですからね。。

やたら、2チャンネルにある記事を気にしたり。。

今回のゲームソフト会社の対応は、「こういった対応策もあるんだよ」という良い事例になりますね。