昨年末まで、投資銀行は巨額のボーナスに沸いていた。リーマン社員の平均年収は30万ドル台(3000万円 台)、ゴールドマン・サックスに至っては60万ドル台(6000万円台)に達した。
日経ビジネスのサイトに米リーマン・ブラザーズの社員の年収が書いてありました。
平均年収3000万円。平均で3000万円ですからね。。すごいですね。
でも、業界1位のゴールドマン・サックスはその倍の6000万円だとか。
業界1位と4位で年収が倍も違ってくるんですね。
この年収のうち、ボーナスが多くを占めていたそうです。
リーマン社員は転職を迫られていますが、転職できたとしても、ボーナスが出ない会社だと年収が大幅に減ってしまうんですね。
しかも、同じ証券業界での転職は難しい状態です。転職できたとしてもボーナスが出ない契約だったり。
しかし、ここでも格差が出ていて、運用で巨額の富を稼ぎ出す優秀なトレーダーは既に複数年の巨額契約が結ばれているとか。
どんなに業界が不況でも、優秀な人材は多くの富を得ることができるんですね。
実力はそれほどないけど、業界の流れに乗って、実力以上の年収をもらっていた人は、実力相応の給料に戻るという。
リーマン・ブラザーズのリチャード・ファルドCEOは、チャプターイレブン(連邦破産法11条)を申請した直後に自社株を売り抜けていたそうです。
しかし、1株21セントという紙くず状態。
それでも、日本伝で約6900万円も手にしたそうです。
ちなみに、リチャード・ファルドCEOが在職期間に稼いだ金額は日本円で約510億円。
同情されない理由が分かりますね。。。