バブル以降最安値、株価が7100円台に。為替もかなりの円高。

Yahoo!ニュース『東京株、午後に再び急落 一時7100円台に』より

午前中に日経平均株価がバブル経済崩壊後の最安値を一時更新した27日の東京株式市場は、午後になっても続落。

本日、10月27日の午前中にバブル移行最安値を一時的につけた日経平均株価ですが、午後には7100円台まで落ちています。

以下は、この記事を書いている段階(15:30頃)でのロイターのウェブサイトの株価です。

株価が7100円台

なんだか、ここままだと6000円台の可能性も。。


1万円を割った時点でここぞとばかりに株を買った人は、今の状況にはがっかりしているでしょうね。

あと、為替もすごいですね。円が世界で買われてまくっています。

以下、この記事を書いている段階(15:30頃)でのロイターのウェブサイトの為替です。

ドル93円、ユーロ116円、ポンド146円、オーストラリア57円

なんだか、ユーロの為替がドルに見えてしまいます。

今はアメリカからの買い付けにはいいですね。古着屋さんとか中古ものを扱っている人はアメリカまで買い付けに行っている人は多いかもしれません。

でも、アメリカの今の景気ってどうなんでしょうか?景気悪いと、犯罪率も上がりますからね。

ユーロもちょっと前まで150〜160円くらいでしたからね。

個人的にはオーストラリアドルの57円が驚愕です。。

僕がシドニーにいた2004-2005年はじめ頃までは平均82円くらいでしたね。

まぁ、きりのいいところで、1オーストラリアドル80円で計算していました。

でも、今ならかなり割安感を感じられる生活ができると思います。

週200ドルのフラットを借りても、月800ドルなので日本円だと45600円ですからね。

週200ドル出せば、シドニーではそこそこの部屋が借りられます。

シドニー以外ではもっと良い部屋が借りられます。

ちなみに、オーストラリアでは家賃は月極じゃなくて週払いです。

そして、こんなびっくりするようなニュースもあります。

asahi.com「ローン返済、突如倍増 アイスランド、円建て人気裏目」より

家や車のローンの毎月の返済額が急に倍になる——。悪夢みたいな話がアイスランドでは現実になっていた。

なぜアイスランドではローンの返済額が急に2倍になっているのか?

それは、そのローンの資金を日本円で借りたからです。

今まで見てきたように、世界で円が買われ、円の価値が世界で相対的に高まっています。

為替が変動しているので、資金源が日本円のローンは返済額も変動して、今となっては2倍になってしまったんですね。。。

つまり、今まで毎月10万円をローンしていた人は20万円を支払う必要が。。。これは、きついですね。。

バブル経済で同国通貨クローナは金利が高いうえ、返済額が物価の上昇率に応じて変わる独特の制度もある。それに比べ円はずっと低金利だし、この国のインフレにも振り回されない。返済は円での定額を毎月のレートでクローナに替えて払う。「為替の変動が多少あっても割安」になるはずだった。

円は低金利だから、金利が高いクローナでローンを組むより得だったんですね。

でも、世界的に円高になった今となっては、金利という1軸だけでの判断が家賃2倍という状況を招いてしまっています。

金利と為替の2軸で考える必要があったんですね。

「人気が高いのは円だった。クローナの金利は2けた台。それが円だと4%ちょっと。ほとんどの客が円を選んでいたよ。だれも日本のお札なんて見たことないけどね。これからは僕も落ち目だな」

アイスランドって資源とかほとんどない中、経済の規制緩和を行い世界からお金を呼び込んで好景気に沸いていました。

ヨーロッパ人は銀行の金利に敏感なんですね。

だから、自国の銀行よりも金利が高いアイスランドの銀行に預金する人がけっこういました。

しかし、世界同時金融危機で「アイスランドの銀行って大丈夫なの?」という不安が起こり、一気に預金者は銀行から預金を引き出し、アイスランドは国家破たんの状況まで追い込まれています。

僕は思うのですが、国や会社や個人に限らず、株や外貨や金利などの金融で稼ぐのもいいですが、やはり実態のあるビジネスで稼ぐのが一番の投資だと思います。

よく「自分のへの投資が一番の投資だ」と言いますが、自分の頭やスキルに時間とお金とエネルギーを投資して、ビジネスで安定的にしっかりと稼ぐ。

そして、余裕資金で株や外貨運用などをやる。

ビジネスで上手くいっていないから、株やFXで手っ取り早く稼いでやろうと思っている人って、たいていの場合の泣きを見ます。

そもそも、株価や為替って、自分ではまったくコントロールできない要素です。

だから、そこを頼りにするというのは、かなりリスキーな行為なんですね。

自分でコントロールできない要素にエネルギーを投資するくらいなら、少しでも計算できる要素を自分の周りに作っていくことが大切だと思いますね。

追伸(2008年10月28日)

アイスランドとイギリスがもめていますね。

Yahoo!ニュース『英国VS.アイスランド マネー騒動 英国民30万人のネット口座閉鎖』より

世界的な金融危機に直撃されているアイスランドと英国の関係が険悪になっている。アイスランド政府が預金流出を防ぐため英国民のネット口座を停止すると、英政府は対抗措置として反テロ法を持ち出し、英国内にあるアイスランドの銀行の資産を凍結。これに対しアイスランド国民の1割超の4万人がネット上で「テロリスト扱いは許せない」と抗議署名を行う騒ぎに発展している。

アイスランドの銀行に預金していたイギリス人からしてみれば、急にネット口座が停止されて引き出せなくなったら泥棒扱いもしたくなるでしょうね。

困っちゃいますからね。。

アイスランド政府が今月7日、国内2位のランズバンキ銀行を国有化したのが発端だった。同行系列のネット銀行「アイスセーブ」に30万人の英国民が40億ポンド(約5700億円)を預金していたが、アイスランド政府は預金の流出で銀行が破綻(はたん)するのを防ぐためネット口座を閉鎖した。

 翌8日、英財務省は米中枢同時テロ後に施行された反テロ法でテロリストと関係しているとみられる銀行口座は凍結できるという条項を拡大解釈。ランズバンキ銀行を国際テロ組織アルカーイダと同列に扱い、英国内にある同行の資産を凍結する非常手段に打って出た。どんな手を使ってでもまずおカネを差し押さえないと、一銭も返ってこない恐れが強かったからだ。

イギリス政府もアイスランドに対して強行な姿勢を見せないとイギリス国民に示しが付かないでしょうからね。

もし、日本がイギリスの立場だったらどんな対策を練るのでしょうか?

そんなことを考えていたらこんなニュースが。。

毎日.jp『アイスランド:国有化銀、サムライ債不履行』より

アイスランド最大手で、経営危機から国有化されたカウプシング銀行は27日、期限を迎えていたサムライ債(円建て外債)500億円の利払いを行わず、事実上デフォルト(債務不履行)状態になった。一連の金融危機でのサムライ債のデフォルトは9月に破綻(はたん)した米証券大手リーマン・ブラザーズに次いで2件目だが、国有化された金融機関では極めて異例。

これって、簡単言うと、借りていた金を返済できずに潰れてしまった会社のような感じなんですよね?

しかも、国有化した銀行が返せないということは、もうアイスランドは瀕死の状態ということです。

サムライ債とは、外国の政府や民間企業、国際機関などの発行体が、資金調達のため日本国内市場で募集し円建てで発行する債券。売買や利払い、償還が円で決済されるため、為替変動のリスクを受けにくい。日本の同じ格付けの債券に比べ利回りが高いことも多い。

今のような金融危機、経済が不安定は時は、普段なら出てこない言葉が出てきたりします。

つまり、金融や経済を学ぶには絶好の時期なんですよね。

僕はあまり金融や経済には強くないので、この機会を利用してちょっとづつ勉強しています。

けっこう面白いですよ。