ノーベル物理学賞・南部陽一郎さんが米国の受賞者扱いに

読売新聞『部さんは「米国の受賞者」文科省が公式文書での扱い決定』より

文部科学省は15日、今年のノーベル物理学賞の受賞が決まった米国籍の南部陽一郎・米シカゴ大名誉教授(87)を、科学技術白書などの公式文書では、米国の受賞者として集計することを決めた。

先日、ノーベル物理学賞を受賞した南部陽一郎さんはアメリカ国籍ということで、文部科学省は南部陽一郎をアメリカの受賞者と集計し、日本国籍のノーベル賞受賞数を15人としました。

南部陽一郎さんは1950年代に渡米し、70年にアメリカ国籍を取得しています。

アメリカでは、南部陽一郎さんの受賞直後から、アメリカの受賞者としてニュースなどで報道されていたそうですからね。


とりあえず、15人の受賞者を振り返ってみましょう。

1949年
湯川秀樹(ゆかわ ひでき)
物理学賞

1965年
朝永振一郎(ともなが しんいちろう)
物理学賞

1968年
川端康成(かわばた やすなり)
文学賞

1973年
江崎玲於奈(えさき れおな)
物理学賞

1974年
佐藤栄作(さとう えいさく)
平和賞

1981年
福井謙一(ふくい けんいち)
化学賞

1987年
利根川進(とねがわ すすむ)
生理学・医学賞

1994年
大江健三郎(おおえ けんざぶろう)
文学賞

2000年
白川英樹(しらかわ ひでき)
化学賞

2001年
野依良治(のより りょうじ)
化学賞

2002年
小柴昌俊(こしば まさとし)
物理学賞

田中耕一(たなか こういち)
化学賞

2008年
小林誠(こばやし まこと)
物理学賞

益川敏英(ますかわ としひで)
物理学賞

下村脩(しもむら おさむ)
化学賞

Wikipediaより

ノーベル賞には下記の部門があります。

・物理学賞
・化学賞
・生理学・医学賞
・文学賞
・平和賞
・アルフレッド・ノーベル記念経済学スウェーデン銀行賞(経済学賞)

いまのところ、日本人は、

物理学賞:6人
化学賞:5人
文学賞:2人
平和賞:1人
生理学・医学賞:1人

という受賞経歴になっており、経済学賞の受賞者が1人もいないんですよね。

なぜでしょう?

日本の経済学者ってどうなんでしょうか?よく分かりませんが。。

ふとした疑問です。。こんな時代なんで。

話を南部陽一郎さんに戻しますが、文部科学省は以下のように語っています。

「南部さんは、日本生まれで日本でも多くの研究業績を上げた。受賞理由の研究は、日本国籍時代のものであり、ほかの日本人受賞者と扱いは変わらない」