勝利演説あり、バラク・オバマ大統領の誕生。アメリカ史上初の黒人MR. PRESIDENT

asahi.com『オバマ氏当選、米史上初のアフリカ系大統領誕生へ』より

08年米大統領選は4日、全米各州で投票、即日開票され、米国の「変化」を掲げた民主党のバラク・オバマ上院議員(47)が、共和党政権の「継続」を図ったジョン・マケイン上院議員(72)を破り、当選を決めた。米史上初のアフリカ系(黒人)の大統領が誕生する。副大統領には、民主党のジョセフ・バイデン上院議員(65)が就く。

オバマさんがアメリカ史上初の黒人大統領になりました。

でも、オバマさんってお母さんは白人なんですよね。お父さんがケニア人でお母さんはアメリカのカンザス州出身の白人です。

今日は朝からNew York TimesとABC NewsのウェブサイトをサブPCで見ながら仕事していました。

アメリカのニュースサイトは選挙一色でしたね。


「The New York Times」はこのようにトップページが選挙モードになっていました。

New York Timesトップページ

アメリカの地図がありますが、これを見ると、どの州でどっちが優勢なのか一目で分かるような演出になっていました。

以下の地図は日本時間で午前中の9時頃だったと記憶しています。

地図1

赤がマケイン、青がオバマです。この段階ではまだどこの州も勝敗は出てなくて、どっちが優勢かという表示のみです。

これだけ見ると、最初は「マケインさんが優勢??」とか思ってしまいました。

戦前の予想では「オバマ圧勝」でしたからね。

それが、日本時間のお昼くらいになるとこんな感じになりした。

地図2

この地図をみると、赤が勝っている、つまりマケインさんが勝っている州が多いように感じるんですよね。面積のせいでしょうか?

でも、実際はこの時点での投票数は218対127でオマバさんが勝っています。

218対127

今回の選挙では、勝つには270票が必要と言われていました。

そして、日本時間の13時にはオバマさんが「projected winner(当選確実者)」に。

地図3

なんとなく地図だけ見ると、マケインさんが勝っているように見えてしまうんですけどね。。

この段階では「334対155」です。

それにしても、この地図を観ていると、今のアメリカ人の実態がかいま見れます。

真ん中は上から下まで全部赤です。そして、南部も赤が多いですね。

赤はマケインさんに投票した人が多い州です。

つまり、「Change」を求めていない保守派と言われる人が多いということですね。

僕はアメリカ西海岸は3度くらい行ったことがあり、サンディエゴからサンフランシスコまでクルマで2週間くらいかけて横断したこともあります。

西海岸は全部青なので、オバマさんに投票した人が多いんですね。

それから東海岸のニューヨークにも3度ほど行きました。ニューヨーク州も青ですね。

でも、アメリカ大陸の真ん中って行ったことないんですよね。同じアメリカでも西東とは全く違う感じなのかな?

一度、クルマでアメリカ大陸の真ん中を上から下まで横断してみたいですね。

話は戻って、今、このブログを書いている段階では「338対158」で、未だすべての投票は終わってないようですね。

オバマさんの勝利が確定すると、ABC Newsのトップページではオバマさんの顔のドアップと一緒に「MR. PRESIDENT」の文字が。

ABC News トップページ

この写真は良い写真ですねー。

MR. PRESIDENT

まさに歴史的。

僕は学生時代に1950年代のアメリカの黒人差別の本を読んで、すごい衝撃を受けたんですよね。

人種差別ってひどいなぁーと心から思いました。

それから、ニューヨークのハーレムにも行ったりして。

そして、偶然にも友達の友達がハーレムに住んでいて、ハーレムにあるアパートに遊びに行く経験をしたり。

そして、2003年には海外ドラマ「24」で黒人大統領が登場したりして。

「24」をはじめて見た時は、「アメリカに黒人大統領が登場したら、アメリカって国はすごく変わるんだろうなぁー」と漠然と思ったものです。

それが、5年後の今日、2008年11月5日に実現しちゃいました。

そんな感じで今日は朝からABC Newsが放送していたLIVEの放送をずーと観ていました。

ABC News LIVE放送

大統領に確定してからのオバマさんのスピーチがこれまた素敵でした。

というか、観客の目が光り輝いていたのがすごく印象的でした。

年齢層も幅広かったし。

とうとう、ブッシュ家とクリントン家ではないアメリカの大統領が20年ぶりに登場です。

しかも初の黒人大統領。

日本的にどんな影響があるのは僕はよく分かりませんが、今は純粋にすごく喜んでいたりします。

弱者の成り上がりとかって好きなんですよね。

人種別にみると、白人男性の55%、白人女性の51%がマケイン氏に投票した。一方で、黒人の男女の96%はオバマ氏に票を投じた。ヒスパニックも、男性の65%、女性の70%がオバマ氏に投票。CNNによると、有権者の2割が「人種問題は投票の際、重要だった」と答えたが、そのうち55%はオバマ氏、44%がマケイン氏に票を投じた。人種問題が重要でないと回答した8割の中でも、オバマ氏が53%対44%で上回った。

白人はやはり男女ともに50%強がマケインさんなんですね。

黒人は96%、ヒスパニックも65%以上。

アメリカは非白人の数が増えていますからね。2007年の段階で3人に1人が非白人です。

アメリカ 非白人人口が1億人突破、3人に1人が非白人に

今後、どんなスピーチが聴けるのか楽しみです。オバマさんはスピーチが上手いですからね。

オバマさんが大統領になれたのも、この優れたスピーチが一番の勝因だと個人的に思います。

歴史に残る名スピーチ(演説)。オバマ、クリントン、マーティン・ルーサー・キング

Signs of Hope & Change: Election Night

以下、大統領確定後のビクトリースピーチです。こういうものにこそ字幕を付けて欲しいものです。

Victory Speech

ただ、「Change(変革・改革)」を掲げるのと、「Change(変革・改革)」を実行するのとは全く違う次元ですからね。

2009年1月20日に第44代アメリカ大統領になってから、「Change」をどれだけ実行できるかに期待です。

それでも、現時点で確実に言えることは、アメリカに対する諸外国の目は大なり小なり確実に「Change」したでしょうね。

合衆国再生―大いなる希望を抱いて
棚橋 志行
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追伸(2008年11月7日)

ユーチューブにオバマさんの勝利演説(VICTORY SPEECH)の同時通訳動画がありました。

テレビ番組のようなので、いつ削除されるか分かりませんが。。

CHANGE オバマ氏勝利宣言演説 (同時通訳) 1/2

CHANGE オバマ氏勝利宣言演説 (同時通訳) 2/2

生声CD付き [対訳] オバマ演説集
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