三洋電機、パナソニックの子会社化に合意。年明けにTOB

Yahoo!ニュース『パナソニック 三洋子会社化へ協議開始 年明けにもTOB』より

パナソニック(旧松下電器産業)と三洋電機は7日、パナソニックによる三洋の子会社化で合意し、資本・業務提携の協議を始めることを正式に発表した。

数年前に銀行業界が合併を繰り返し、業界再編が進みましたが、とうとう家電業界大手の2社が合併することになりました。

今回のパナソニックと三洋電機の合併をきっかけに、家電業界も銀行業界のように業界再編が進んでいくきっかけになるかもしれないですね。

韓国のサムソンが日本の家電大手を買収したりとか。


パナソニックと三洋電機が合併すると、現在、国内で売上ナンバーワンの日立製作所を抜いて日本では最大の売上を上げる会社になります。

世界でもアメリカのゼネラル・エレクトリック(GE)に次ぐ2位の規模です。

とりあえず、両社が合併前の日本国内の家電大手の連結売上ランキングを見てみましょう。

※()内は売上高、単位:兆円

1位:日立製作所(11.22)
2位:パナソニック(10.9)
3位:ソニー(9.0)
4位:東芝(7.7)
5位:富士通(5.05)
6位:NEC(4.6)
7位:三菱電機(3.9)
8位:シャープ(3.42)
9位:三洋電機(2.02)

パナソニックと三洋電機が合併すると、連結売上高が日立製作所を抜いて日本一になります。

今後は会社としての買収・合併だけじゃなく、部門別の売却が進んでいくと僕は思っています。

たとえば、「東芝」というと、一般の人からしてみるとテレビやパソコンを販売している家電メーカーというイメージが強いと思いますが、現在では「選択と集中」を進め、原子力発電や半導体に一番力を入れている会社です。

HD DVDをあっさりと撤退したことも記憶に新しいでしょう。

なので、利益があまり出ていなく、さらに将来性もあまり明るくない部門なら、その部門だけ海外の会社に売却してしまうということは十分考えられると思います。

実際、あのIBMですら、パソコンがコモディティ化(日用品のように消費者にとっては何処のメーカーの品を購入しても大差がないように感じる状態)してしまったと判断して、2005年にPC部門を中国のLenovoグループへ売却しています。

LenovoはThinkPadの商標を5年間維持するとしているので、現在でも「ThinkPad」とうい名前でパソコンが販売されていますが。

話をパナソニックと三洋電機の合併に戻しますが、日経ネットの「パナソニックの三洋買収 狙いは「家(いえ)支配戦略」という記事によると、パナソニックの三洋買収の狙いはエネルギーテクノロジーを手に入れ、住宅部材としての太陽電池の充実を計り、「エネルギー住宅構想」という道が考えられるそうです。

パナソニックが考えるのは、家の中、部屋の中において、すべてのAV機器、白物家電を支配するということだ。さらに、それらや照明、空調、住設分野の機器を密接にからませ、ネットワーク化する。エンターテインメント、安全、暮らし、文化など家と人間に関わるすべての分野をパナソニックが根こそぎ支配するという大野望を抱いている。

しかし、CEATECのトータルホーム展示に欠けていたのが、住宅の外部、つまり屋根や外壁である。それらを太陽電池化するという「エネルギー住宅構想」が加われば、今のパナソニックには多大な前進になる。太陽電池のクリーンエネルギーによる電気でパナソニックのAV機器や白物家電を動かすという――しかもそれがパナホームで作られるという――家すべてをパナソニック化するトータルな展開が見込めるのである。

住宅の中で必要とされるエネルギーを太陽電池化してエコを打ち出し、そういった家をパナソニックグループの住宅総合メーカー「パナホーム」で作って、AV機器や白物家電だけでなく、箱となる家までパナソニックで提供するという野望があるようですね。

個人的にはサンヨーのeneloop(エネループ)は重宝しています。

SANYO eneloop ニッケル水素電池 単4形 4本パック HR-4UTG-4BP
B000E7S326

初期コストは通常の電池よりもかかりますが、将来的に考えたら十分元が取れますし、なにしろエコです。

そして、eneloop(エネループ)の素晴らしいところは、買ってすぐに使えるところですね。

充電しなくてもいきなり使えるところがナイスですね。

一度、充電すれば電池の持ちもかなり長いですし。

参考:読売新聞「メガ電機へ ~パナソニック・三洋~」