Firefoxはブラウザ上部のGoogle検索窓からの収益が88%以上

Firefox(ファイヤーフォックス)というブラウザがあります。

僕も使っていますが、「こういうブラウザってどうやって利益を出しているのだろう?」と考えたけど、なかなか答えが出てこない人は多いと思います。

以前、「ウェブ上で最も影響がある25人、BusinessWeek発表」という記事で、Mozilla Corporation(モジラ コーポレーション)のCEOであるMitchell Bakerが選ばれていましたが、その時にMozilla Corporationの収益源について少し触れました。

財政面では,年間数千万ドル(数十億円)の収入があるという。「収入源は広告と検索。検索サイトとパートナーシップを結んでおり,Firefoxの右上の検索フォームから誘導することで収入が得られる」(Baker氏)。そのほとんどは,Firefoxでデフォルトの検索エンジンとして設定されているGoogleからのものと見られる。

上の記事では詳しい数字はでていませんが、「Mozilla 2007 Financial FAQ」によると、なんとMozilla Corporationの2007年の収益は、88%がグーグルとの提携からということです。


どういうことかというと、ブラウザFirefoxには右上に検索窓があります。

Firefoxの検索窓

この検索窓から検索して、グーグルの検索結果に誘導することによってグーグルからお金をもらっているそうです。

Firefoxのこの検索窓って、グーグル以外もヤフーやアマゾン、Wikipedia、楽天などから選択できることができるんですけどね。

あとは、Mozilla Firefox スタートページでは、グーグル検索のみになりあす。

Mozilla Firefox スタートページ

このグーグルとの提携が収益の88%で、その他にはTシャツやバックなどの小物を販売している「Mozilla Store」からの売上などがあるようです。

Mozilla CorporationとGoogleの提携は2011年11月まで。本当は2008年末まででしたが、3年ほど延長されたようです。

Mozilla FoundationとMozilla Corporationの収益は2006年には6700万ドルで、2007年には12%ほどアップして7500万ドルでした。

そして、2007年の収益の88%はグーグルとの提携。

ということは、2011年以降も提携が延長されなかったら、Mozillaとしてはヤバイですね。。

あとは、グーグルのブラウザ「Google Chrome」がシェアを伸ばしたら、グーグルはMozillaと提携する必要性が薄くなるかもしれません。

ただ、グーグルのアプリって、インターネットの一般層には普及しないと個人的には思いますが。。

Firefoxって日本ではまだまだですが、ヨーロッパではけっこう強いんですよね。

ヨーロッパ全体ではシェア28.0%、フィンランドでは45.5%もあります。

欧州のFireFoxシェアは28%、フィンランドでは45%

グーグルがMozillaとの提携をやめてしまって、Mozillaの収益源が大幅に減ってしまったら、FirefoxはNetscapeのように幻のブラウザになってしまうかもしれません。。