離陸前のアナウンスをラップ(Rap)で行うサウスウエスト航空のフライトアテンダント

飛行機の客室乗務員は日本だと「スチュワーデス(女性の場合)」や「キャビンアテンダント」、またキャビンアテンダントを略して「CA」と言ったりしますが、英語圏では「フライトアテンダント」と言うのが一般的です。

そんなフライトアテンダントが、離陸前にラップで搭乗の注意をアナウンスしたら、日本だと「えっ!?これってドッキリ??」と思う人もいることでしょう。

しかし、破天荒経営で知られているアメリカの「サウスウエスト航空」では、実際にラップでアナウンスをするフライトアテンダントがいます。

そのラップで行われたアナウンスがYouTube(ユーチューブ)にアップされています。


Flight Attendant doing raps!! (complete ed.)

「clap! stop!」と乗客に手拍子をしてもらいながら、まるでヒップホップのミュージシャンのように、搭乗の注意をアナウンスしています。

飛行機に何度か乗ったことがある人なら、この離陸前のアナウンスってちゃんと聞かないですよね。

でも、通常なら退屈な離陸前のアナウンスすら、参加型エンターテイメントにしてしまうのがサウスウエスト航空。

まさに、破天荒です。

Wikipediaには、サウスウエスト航空について次のように書かれています。

「乗客に空の旅を楽しんでもらう」ことを従業員に推奨しており、出発前に客室乗務員によるパフォーマンスがあったりするなど、特異な経営方針を持つ。日本の航空会社では考えられないことであり、賛否両論あるようだが、おおむねジョークとして受け入れられている。そもそもアメリカの航空会社においては、乗務員の態度はおおむねフランクである土壌があるが、その中でも同社従業員は目立つ存在である。また、従業員の採用に際して、ユーモアのセンスがあることを重要視するという。

先ほどの動画を観てもらえば分かりますが、ほとんどの乗客は楽しんでいるように見えます。

また、みんなで手拍子をすることによって、見知らぬ他人の集まりである飛行機内の乗客のつながりが強まるという効果もありそうです。

やはり、飛行機に何度も乗ったことがある人でも、離陸前は「この飛行機が落ちたらどうしよう・・」と大なり小なり不安になったりするものですからね。

しかし、このサウスウエスト航空のユーモアなサービスを良く思わない乗客もいるようです。

「サウスウエストの従業員はふざけすぎている」という投書もあり、それに対してサウスウエスト航空は「ポリシーを変更する考えはない」と返信を送り、従業員を侮辱する顧客に対しては「今後乗らなくて結構です」と他航空会社の利用を勧めるそうです。

このあたりの姿勢に、サウスウエスト航空の「顧客第二主義」「従業員の満足第一主義」のポリシーが表れています。

従業員としては、同業他社よりも働きやすかったり、楽しかったり、やりがいを感じたりしそうですね。

破天荒!―サウスウエスト航空 驚愕の経営
Kevin Freiberg Jackie Freiberg 小幡 照雄
4822240835

社員第一、顧客第二主義―サウスウエスト航空の奇跡
伊集院 憲弘
4620312592