「Google Suggest(グーグル サジェスト)」に広告、直接リンク、パーソナライズド化

TechCrunchによると、グーグルの検索窓にキーワードを入力するとキーワード候補が出る「Google Suggest(グーグル サジェスト)」にアドワーズ広告が実験的に表示されているそうです。

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米Googleの話です。

僕も試しに、米Google(www.google.com)の検索窓に「south park episodes」と入力してみたのですが、広告は表示されませんでした。

Google Suggest


Serps(検索結果ページ)が表示される前に広告が表示されるんですね。

これはすごく目立ちますね。

たとえば、「中古車」というキーワードで検索した時に「Google Suggest(グーグル サジェスト)」に広告が表示されるとしたら、中古車を扱っている会社はこぞってここに広告を表示しようと争うでしょう。

つまり、グーグルからしてみれば、広告単価をアップすることができます。

インフルエンザが猛威をふるっている昨今のマスク市場と同じですね。

争うほどに欲しがる人が増えれば、30円のマスクが300円で売れたりするわけです。

また、仮にクリックされなかったとしても、検索窓に広告が表示されれば、検索した人の脳裏には焼き付きますからね。

たとえば、「液晶テレビ」と検索した際に、ソニーのブラビアが広告として表示されれば、なんとなく「液晶テレビ=ソニーのブラビア」という図式が頭の中にできてしまいます。

アドワーズ広告はクリックされてはじめて広告費が必要とされるので、クリックされなくてもそこそこの広告になる「Google Suggest(グーグル サジェスト)」広告はかなり魅力的だと思います。

ある意味、街に1つしかない超目立つ看板広告のような感じになるかもしれません。

ただ、現状では実験的にやっているようなので、この「Google Suggest(グーグル サジェスト)」広告が正式に採用されるかどうかは分かりませんが。

また、広告だけでなく、「Google Suggest(グーグル サジェスト)」に直接リンクも表示されるようになりました。

こちらも、Serps(検索結果ページ)が表示されずに直接そのサイトに飛ぶことができます。

たとえば、「nintendo」と入力しようとすると「nint」の時点で、一番上に「www.nintendo.com」の直接リンクが表示されます。

nintendo

この直接リンクをクリックすると、直接、任天堂のサイトに飛びます。

「youtube」と入力しようとすると「yout」の時点で、YouTubeの直接リンクが表示されます。

youtube

つまり、それと分かる固有名詞の場合は、1工程少なく目的のサイトに飛ぶことができるんですね。

でも、Serps(検索結果ページ)が表示されないということは、アドワーズ広告も表示されないということなので、Googleの広告売上げは減りそうですが。

収益よりもユーザーの利便性を重視したということなのでしょうか?

また、「Google Suggest(グーグル サジェスト)」のキーワード候補のパーソナライズド化もはじまっているようです。

履歴機能を有効にしている場合は、過去の訪問履歴を元にキーワード候補が出るとか。

そして、Serps(検索結果ページ)の検索窓にも「Google Suggest(グーグル サジェスト)」が表示するようになっています。

しかも、このサジェストは直前に入力したキーワードからキーワード候補を探しているようですね。

検索結果ページにもGoogle Suggest

上のキャプチャはGoogleトップページで「youtube」と検索して、キーワード候補の中から「youtube downloader」をクリックして表示されたSerps(検索結果ページ)で、「y」と入力した時のものです。

アメリカには新興検索エンジンが次々と現れては消えていますが、Googleもどんどん進化しているようですね。

参考:
Google、検索窓のドロップダウンに直接リンクと個人別カスタマイズを追加―広告も実験中