演説は映像の見せ方でだいぶ印象が変わる、オバマの妊娠中絶容認への異論スピーチ動画

YouTubeにすごくタイポグラフィーがかっこいい動画がアップされていたんですね。

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最初は、この映像のかっこよさ目当てで観ていたんですが、動画の内容がけっこう重たい感じでした。

今年初めに下されたオバマ大統領の妊娠中絶を容認に関する決定に対して、反論を述べる演説の内容をタイポグラフィーとして見せていたものだったんですね。

それで、演説した人が実際に出ている動画も探してみたんですが、同じことを話している動画なのに、この2つの動画の印象がだいぶ違うように感じました。

まずは、タイポグラフィーの動画から。


No, Mr. President: John Piper’s Response to President Obama

この演説は2009年1月25日に行われました。

背景にはオバマ大統領が妊娠中絶を容認したことがあります。

読売新聞 『オバマ大統領、妊娠中絶を容認…政権交代で政府方針転換』より

オバマ米大統領は23日、人工妊娠中絶を支援する国際団体に対する公的資金援助規制を解除する大統領令に署名した。

 中絶容認派の同大統領が、中絶反対派のブッシュ前大統領の方針を転換したもので、これに伴い、保守派が「中絶に使われている」と主張し、前政権時代に中止された国連人口基金への予算拠出も再開される見通しとなった。

オバマ大統領は「規制は途上国での家族計画に悪影響を与えた」と述べ、今回の決定の意義を強調した。しかし、中絶反対派への配慮からか、署名の様子を公開しなかった。

民主党のクリントン元大統領が93年、この規制を解除したが、キリスト教右派の支持を得たブッシュ前大統領が2001年にこれを復活させた。米国で中絶は、反対派の保守と、賛成派のリベラルとの間で論争となり、大統領選のたびに党派に分かれた主要争点となってきた。オバマ氏は妊娠に関し、女性の選択権を尊重する立場を取る一方、望まない妊娠を防ぐため、性教育の徹底などを訴えている。

どうやら、アメリカでは妊娠中絶を認めるのか、認めないのかの問題が大統領選のたびに争点となっているようですね。

オバマ大統領は認める政策をとったので、それに対する反論をJohn Piperさんが上の動画のように演説しました。

では、次にJohn Piperさんが映っている同じ演説動画を。

John Piper – Be Courageous, President Barack Obama

だいぶ印象が違います。