魔裟斗(まさと)、川尻達也(かわじりたつや)に圧勝

昨日のK1では魔裟斗(まさと)選手と川尻達也(かわじりたつや)選手が対戦しましたが、2R1分43秒に川尻陣営からタオルが投げられ、魔裟斗選手のTKO勝ちとなりました。

僕の目には「魔裟斗圧勝」という風に見えましたね。

川尻達也は「クラッシャー」というニックネームありますが、昨日の試合では魔裟斗こそ「クラッシャー」という名前がふさわしいくらいにパワフルでした。

実際、肉体的に見ても、ぱっと見は川尻選手の方が大きくも見えるのですが、筋肉という意味では魔裟斗選手の方が大きいんですよね。

筋肉の質というかハリが違うなぁーと思いましたね。


魔裟斗は昔はあんなに筋肉質ではなかったんですよね。

でも、ある頃からすごく身体が大きくゴツくなり、その結果、非常にパワーのある格闘家になりました。

僕は何かの本か雑誌かで、「魔裟斗が加圧トレーニングをしている」と読んだ記憶があるのですが、加圧トレーニングの効果なんでしょうか?(この情報はかなりうろ覚えなので、もしかしたら違う選手かもしれません。)

僕は個人的にすごく加圧には興味があって一度やってみたいなぁ〜と思っているんですよね。

加圧トレーニングの奇跡―免疫力を高める
佐藤 義昭
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藤原紀香さんが「今までで一番いい身体をしている」と言っていたのも、杉本彩さんがヌードをお披露目した映画「花と蛇」でパーフェクトボディーを作れたのも、加圧トレーニングのおかげとインタビューで言っていました。

加圧トレーニングは最初はボディービルダーの選手から始まったようですが、その後はスポーツ選手に、そして今では体型をきれいに維持したい女性にすごく人気があるそうです。

成長ホルモンの分泌がハンパじゃないそうですね。

ジムのトレーナーに相談したら、「加圧もいいですけど、スロトレでも同じようなことができますよ!」と言っていました。

ということで、今は気軽にできるスロトレを試しているところですが、いつか加圧トレーニングにも挑戦してみたいですね。

スロトレ
石井 直方
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まぁ、魔裟斗選手が加圧トレーニングをやっていようといまいと、今の魔裟斗にパワーで対抗できる同じ階級の格闘家っていないんじゃないでしょうか?

それくらい、パワフルな格闘家になりましたね。

もう、キックボクサーの身体には見えないですからね。

スポニチの「魔裟斗筋力強化でタイソンばりKO目指す」という記事には次のようにあります。

4月1日の年内引退会見での発言通り、「パワー」を今年のキーワードに掲げ、さらなる実力アップをはかっている。6年ぶりにベンチプレス、スクワット、デッドリフトなど、筋力トレーニングを導入。週2~3回、練習時間2時間の内、約半分を筋力アップに費やした。05年5月から指導する土居進トレーナーは「魔裟斗選手と、私の目的が合致し取り組んだ。パンチ力、キック力をつけるため、全身の筋力をつけた。最高の仕上がり」と話した。

「6年ぶりに筋力トレーニングを導入」とありますが、6年も筋トレをしてなかったことにビックリです。。

今までは何をして身体を大きくしてきたのでしょうか?

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川尻達也はあえて魔裟斗の土俵というか、魔裟斗に有利なルールの中に自分から入っていったようにも見えました。

総合 vs K-1のような異種格闘技の場合、いかに自分に有利なルールで闘うのかがポイントになると思うんですよね。

自分の土俵でいかに闘うかということが。

自分の土俵ではナンバーワンの選手でも、相手の土俵ではまったく力を発揮できないどころか、すごく弱い選手のように見えてしまうことは、よくあることです。

戦国武将ではないですが、異種格闘技にもそういうところがあるかなと。

でも、あまりそれにこだわりすぎると、試合がつまらなくなるので、そういう意味では、今回の試合はお互い観客の喜ぶ試合をしようとしたという姿勢が感じられました。

どんなに勝っても、見ていてつまらない試合なら、その選手への興味って湧かないですからね。

まぁ、魔裟斗の試合はいつも観ている人を飽きさせない試合をしてくれます。

佐藤嘉洋との対戦なんて、鳥肌立ちまくりでしたから。

「魅せる」という面でもプロだと思いますね。

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昨日の試合後から魔裟斗選手の強さの秘訣を自分なりに考えていたのですが、「セルフイメージの高さ」なのかなぁ〜と。

なんだか、僕には魔裟斗が「俺は他の格闘家とは格が違うんだよ。別格なんだよ。別次元なんだよ。」というセルフイメージを持っているように見えますね。

テクニックとかパワーとか、そういうのも凄いのだと思いますが、僕としては「意識の高さ」が一番の要因なんだと感じました。

でも、そんな魔裟斗選手でも恐怖に向き合えるようになったのは最近のことだとか。

スポニチの「圧倒TKO勝ち!魔裟斗 引退もったいない…」には次のようにあります。

会見で敵意をむき出しにするなど因縁は深まったが、試合5日前の公開練習で一変した。「挑発は(テレビで)見てない。眠れなくなっちゃうから」と受け流した。

その理由を「02、03年頃に挑発を見てびびっちゃったから。子供だったからね」と説明した。強気な言葉で恐怖を隠したのが、昔の魔裟斗だった。だが、今は恐怖を素直に口にできる。飯田トレーナーは「最近だね。恐怖と向き合えるようになったのは」と言う。

「見たくない現実に目を背けず直視することによって、人はより一段上に成長できる」と言っていた人がいましたが、まさにこのパターンですね。

大晦日の現役最後の試合は誰と対戦することになるのでしょうか?

「K-1 WORLD MAX 2009」では、次の4選手が勝ち上がってきました。

山本優弥(日本)
 vs
ジョルジオ・ペトロシアン(イタリア)

アンディー・サワー(オランダ)
 vs
ブアカーオ・ポー・プラムック(タイ)

おそらく、この中で優勝した選手とやることになるでしょうが、因縁という意味では、アンディー・サワーでしょうね。

魔裟斗はアンディー・サワーと2回やって、2回とも負けていますからね。

でも、今の魔裟斗のパワーにアンディ・サワーは対抗できるのかな?という気もします。

同じ階級として試合をするには、あまりにも体格が違うような・・・。

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負けた川尻達也選手は完敗を認めているようですね。次のように試合を振り返っています。

日刊スポーツ:川尻負け認めた…「強かったです」/K1

川尻は「もうちょっと何とかなると思っていた。強かったです」と素直に負けを認めた。

スポニチ:川尻サバサバ「K―1の王者は強い」

「強かった。もう少し何とかなると思ったのに。やっぱり70キロ最強の男ですね。勝つつもりだったけれど。K―1の王者は凄いと思った」と完敗にもサバサバしていた。今後は「2度とやりたくない。DREAMのリングで力を発揮したい。ベルトが欲しいですから」と気持ちをDREAMに切り替えていた。

川尻選手の「2度とやりたくない。DREAMのリングで力を発揮したい。ベルトが欲しいですから」という気持ちの切り替えもすごいですね。

僕としては、魔裟斗選手が引退後にどうなるのかに注目ですね。

格闘家が格闘家として生きていかない道を選ぶということことは、ある意味、究極の異種格闘技です。

土俵が変わり、ルールも変わります。

そこでどう戦っていくのか?そこにすごく興味があります。