図解!Google Analyticsで特定のカテゴリだけアクセス解析する方法(管理画面編)

図解!Google Analyticsで特定のカテゴリだけアクセス解析する方法(概念編)」の続きです。

「図解!Google Analyticsで特定のカテゴリだけアクセス解析する方法(概念編)」では、Google Analytics(グーグル アナリティクス)で使われている専門用語「プロファイル」と「フィルタ」について説明しました。

そして、「サブディレクトリへのトラフィックのみを含める」というフィルタをサイトに適用する際には、「プロファイル」を複製する必要があると書きました。

では、ここからはGoogle Analytics(グーグル アナリティクス)の管理画面で実際に「特定のカテゴリだけアクセス解析する方法」を説明します。

事例として、当ブログの「http://www.nextglobaljungle.com/rentalserver/」ディレクトリだけをアクセス解析する設定をしたいと思います。

プロファイルを複製する

まずは、Google Analyticsのヘルプを確認しておきましょう。

Analytics ヘルプ:プロファイルを複製する方法

たとえば、マスターデータに影響を与えずに、アカウント設定への変更 (フィルタや目標達成のステップ) をテストしたい場合など、既存プロファイルの複製が必要な場合がございます。

既存のドメインにプロファイルを追加する場合、新しいプロファイル用のトラッキング コードは、元のプロファイルと同じになるため、データは両方のプロファイルに同時にインポートされます。また、複製したプロファイルにのみ適用したフィルタは、元のプロファイルのデータには影響しません。

図解!Google Analyticsで特定のカテゴリだけアクセス解析する方法(概念編)」でさんざん説明したことですが、重要ポイントは赤字にしておきました。

では、実際にプロファイルを複製してみましょう。

(1)
Google Analytics(グーグル アナリティクス)にログインしたら、複製したいプロファイルの「+ 新しいプロファイルを追加」をクリックします。

+ 新しいプロファイルを追加

(2)
すると、「プロファイルを新規作成」ページが表示されます。

090911_8.gif

「既存のドメインのプロファイルを追加」にチェックが入っています。

既存のドメインのプロファイルを追加するということは、そのドメインのプロファイルを複製(コピー)するということです。

「プロファイル名」には任意の名前を入力します。日本語、英語のどちらでもOKです。

今回は、「http://www.nextglobaljungle.com/rentalserver/」ディレクトリだけをアクセス解析する設定をするので、「www.nextglobaljungle.com/rentalserver/」を入力することにします。

プロファイル名を入力

入力したら、「次へ」ボタンをクリックします。

(3)
すると、すでにあった「www.nextglobaljungle.com」というプロファイルの下に、今さっき複製した「www.nextglobaljungle.com/rentalserver/」というプロファイルが追加されています。

複製したプロファイルが追加

しかし、黄色い警告アイコンが表示されいます。

これは「不明なトラッキングまたは未確認」という意味です。

アイコンの意味は下記ヘルプページに書いてあります。

Analytics ヘルプ:トラッキング ステータス メッセージの意味

そこで、複製したプロファイル「www.nextglobaljungle.com/rentalserver/」の「編集」をクリックします。

(4)
すると「プロファイル設定」ページが表示されます。

「プロファイル設定」ページ

ここで「ステータス確認」をクリックします。

(5)
すると「トラッキング コード」ページが表示されます。

「トラッキング コード」ページ

特定のディレクトリにすでに「トラッキング コード」が埋め込まれているなら、そのまま「完了」ボタンをクリック

キャンペーンページのように新規で作って、まだ「トラッキング コード」を埋め込んでないのなら、HTMLの</body>タグの直前に「トラッキング コード」をコピーしてから「完了」ボタンをクリック。

(6)
すると、前の「プロファイル設定」ページに戻りましたが、先ほどは「不明なトラッキング」となっていましたが、今度は「データを受信しています」となっています。

データを受信しています

この時、「データの待機中」となっているかもしれません。でも、問題ないです。時間がたてば「データを受信しています」に変わりますから。

24時間たっても変わらなかったら、何らかの問題があるということです。

とりあえず、これでプロファイルの複製の完了です!

フィルタを作成する

さて、ここからはフィルタです。

一応、Google Analyticsヘルプのリンクを貼っておきます。

Analytics ヘルプ:フィルタを作成するにはどうすればよいですか。

図解!Google Analyticsで特定のカテゴリだけアクセス解析する方法(概念編)」で説明した通り、Google Analytics(グーグル アナリティクス)に最初から組み込まれているフィルタには下記の3つがあります。

(1)ドメインからのトラフィックをすべて除外
ISP や企業ネットワークなどの特定のドメインから発生したトラフィックを除外する場合に使用します。

(2)IP アドレスからのトラフィックをすべて除外
特定のソースからのクリックを除外する場合に使用します。 1 つの IP アドレスまたは複数のIPが対象の場合は IP アドレス の レンジを入力します。

(3)サブディレクトリへのトラフィックのみを含める
プロファイルで特定のサブディレクトリ (www.example.co.jp/motorcycles など) のデータのみを集計する場合に使用します。

今回は「特定のカテゴリ(ディレクトリ)だけアクセス解析したい」ので、もちろん(3)の「サブディレクトリへのトラフィックのみを含める」というフィルタを作成します。

フィルタを作成する対象となるプロファイルはもちろん先ほど複製したプロファイル「www.nextglobaljungle.com/rentalserver/」です。

では、さっそく「サブディレクトリへのトラフィックのみを含める」フィルタを作成したいと思います。

(1)
まずは、Google Analytics管理画面のトップページに戻って、先ほど複製したプロファイル「www.nextglobaljungle.com/rentalserver/」の「編集」をクリックします。

複製したプロファイルの編集をクリック

(2)
すると、「プロファイル設定」ページが表示されます。

「プロファイル設定」ページ

「プロファイルに適用したフィルタ」ボックスの「+ フィルタを追加」をクリック

(3)
すると、「新しいフィルタを作成」ページが表示されます。

「新しいフィルタを作成」ページ

「プロファイルに新しいフィルタを追加」にチェックを入っていることを確認し、「フィルタ名」には任意のフィルタの名前を、「フィルタの種類」は「サブディレクトリへのトラフィックのみを含める」を選択、「サブディレクトリ」は例の「^/mydir/」を参考に「mydir」を任意のディレクトリ名に書き換えます。

今回は「http://www.nextglobaljungle.com/rentalserver/」ディレクトリだけをアクセス解析するためのフィルタを作成するので、「フィルタ名」には「www.nextglobaljungle.com/rentalserver/」と入力しました。

そして、「サブディレクトリ」は「^/rentalserver/」ですね。

最初の「^」を忘れないでくださいね。

これがないと、たとえば、「http://www.nextglobaljungle.com/blog/rentalserver/」といったように、「rentalserver」という名前がついたディレクトリ全てのデータを集計してしまうので。

もう一度、まとめると「フィルタ情報」は以下のようになりました。

フィルタ名:www.nextglobaljungle.com/rentalserver/
フィルタの種類:サブディレクトリへのトラフィックのみを含める
サブディレクトリ:^/rentalserver/

「フィルタ情報」を入力

「フィルタ情報」を入力したら、「変更を保存」をクリック

(4)
すると、前の「プロファイル設定」ページに戻りました。

先ほどまでは「プロファイルに適用したフィルタ」ボックスでは「フィルタは設定されていません」となっていましたが、今度は、

フィルタ名:www.nextglobaljungle.com/rentalserver/
フィルタの種類:一致

となっています。

090911_18.gif

「フィルタの種類」が「一致」とは、先ほど設定したサブディレクトリ「^/rentalserver/」と一致したディレクトリのデータだけを集計するということです。

つまり、「http://www.nextglobaljungle.com/rentalserver/」ディレクトリ以下のデータのみを集計するということですね。

つまり、完了ということです。

24時間くらい待てば、指定したディレクトリのみの集計結果がみれるようになります。

これで、「Google Analyticsで特定のカテゴリだけアクセス解析する方法」は終わりです。

もし、「http://www.nextglobaljungle.com/rentalserver/」以外のディレクトリも同じように設定したい場合は、再度プロファイルを複製し、その複製したプロファイルに対して「サブディレクトリへのトラフィックのみを含める」フィルタを作成するだけです。

「プロファイル複製」→「フィルタ作成」の流れですね。これの繰り返しです。

最初はちょっととまどいますが、慣れてくるとサクサクできますよ。

ちなみに、Google Analytics(グーグル アナリティクス)で解析できるウェブサイトの数は以前は「何サイトまで」と制限がありましたが、今は制限はありません。

Analytics ヘルプ:Google Analytics で解析できるウェブサイトの数に制限はありますか。

Google Analytics でトラッキングできるウェブサイトの数に制限はございません。 ページビュー数は月 5.000.000 回 (1つのアカウントに含まれる全プロファイルの合算ページビュー数) に制限されていますが、AdWords ユーザーの場合は、ページビュー数の制限はございません。 アカウントには、複数のプロファイルを追加できるため、ドメインやサブドメインごとに個別のレポートを作成できます。

ちなみに、AdWordsを使っていても、AnalyticsをリンクしてなかったらAdWords ユーザーとみなされません。

AdWordsとAnalyticsをリンクさせるためには、AdWords管理画面の「レポート」→「Google Analytics」から両者をリンクさせる必要があります。

詳細は「Google Analytics インストール ガイド:ステップ 5: AdWords アカウントへのリンク」をご覧ください。

追伸(2009年10月10日)

Google Analyticsはプロファイル数が1アカウントにつき50個までという制限があるようです。

というのも、僕がプロファイルを50個ほど作った途端に、新規プロファイルが作れなくなってしまいまいした。。

こんなエラーメッセージが表示されました。

次のエラーを修正してください。
新しいプロファイルを作成できません。既にこのアカウントのプロファイル数の上限
に達しています。

そこで、Google Analyticsのサポートに問い合わせてみたところ、次のように返事を頂きました。

プロファイルは最大 50 個までしか作成でない仕様上の制限がございます。上限に達した場合は、まず既存のプロファイルを削除した上で、新たなレポートを作成するか、新しいアカウント作成してください。新しいアカウントは管理画面右上にございます、[Analytics アカウント] のプルダウンメニューより[アカウントを新規作成]を選択してください。

プロファイルは1アカウントにつき50個までという制限はあるけど、アカウントが追加できるので、無制限にプロファイルも追加できるということですね。

参考:
Analytics 日本版 公式ブログ: フィルタ作成時のポイント – プロファイルの活用法