楽天は昨日、海外への事業展開を加速するために、2012年末までの社内で使用する言語を英語にするという方針を発表しました。
INTERNET Watch『 社内公用語を英語にする楽天の国際戦略 』より
共通言語として、日本の楽天グループの社内コミュニケーションも2012年度までに英語化する計画だ。まずは役員会議を英語で行うことからはじめ、経営会議、毎週の全体朝会、社内資料の英語化へと段階的に拡大する。
YouTubeに三木谷さんが今回の発表を英語で行っている動画がありました。
楽天 2012年までに社内で使用する言語を英語に(10/07/01)
あまりきれいな発音の英語ではないですね。。でも、このレベルで十分にネイティブには通じるとは思いますが。
それにしても、現時点でまったく英語ができない社員は焦っているでしょうね。
2012年末なんてすぐですからね。
あらためて、楽天の国際戦略についてまとめてみます。
楽天は「世界27カ国・地域への進出」「グローバル流通総額20兆円」「海外取扱高比率70%」という目標を達成するために、2012年末までに、
1. 全ての役員会議を英語で実施
2. 全ての経営会議を英語で実施
3. 毎週の全体朝会を英語で実施
4. 社内資料を段階的に英語化
する。
楽天だけでなく、今後は日本での売上よりも海外での売上を増やしていこうという企業が増えています。
そうすると、コミュニケーションも世界言語である英語で行う必要性が出てきます。
様々な分野でボーダーがなくなっていく時代です。
それは、国境だけでなく、様々な分野に及びます。
ちなみに、韓国のサムスン(SAMSUNG)では、入社時にTOEICで730点、管理者になるには840点取る必要があるそうです。
日本の大企業だと、出世するのに必要とされるTOEICの点数って650点くらいですよね。
野村総合研究所で働いている僕の友達は、会社でTOEICを受けるように言われたらしく、一時期TOEICの勉強をしていました。
確か、合格点は650点くらいでした。
その友達はTOEICには無事合格したのですが、それでも全く英語を話せないんです。。
もう、ひどいレベルです。。
やっと出てきたと思ったら、教科書的な英語のフレーズだけだったり・・・。
「こんな英語力じゃ意味ないじゃん・・・」と思ってしまったものでした。
英語をマスターするなら、耳から入った方がいいですね。
日本語もパパやママが話す言葉を耳から聞いて、真似して覚えていきましたからね。
だから、移動中などに英語にリスニングテープを聴くことは非常に効果的です。
できれば、1日のうちで、日本語よりも英語が聞こえてくる時間が多いのがベターです。
英語のリスニング教材なら、石川遼くんが使っている「スピードラーニング」か「ヒアリングマラソン
」がオススメです。
TOEICを短期間で攻略する必要がある人なら、「スーパーエルマー 」がいいでしょうね。